デフレ不況により、最近日本の風俗・水商売業界の価格水準が下がっている。それはソープランドからデリヘル、キャバクラまで…。業界で働く彼女たちの収入も当然下がるわけだが、彼女は収入源をどこに見出すのか? ノンフィクションライターの窪田順生氏は「中国の富裕層」と語る。
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値が大きく下がって「買い時」であるキャバ嬢に手を差し伸べているのが中国の富裕層だ。今、彼らの間では「日本人女性と短期契約を結ぶ」遊びが流行しており、その供給元として“激安キャバ”が目をつけられているという。
「コーディネーターは客として激安店に入り込み、“みんなで上海に遊びに行かない? 向こうの金持ちが日本の女の子たちと飲みたいって言うんだよ”と口説く。みんなカネのない娘だからすぐに飛びつきます。あとは現地で“300万で1か月愛人になってくれ”とか“1週間の契約で100万”とか申し出を受ければみなクビを縦にふりますよ。金持ちの中国人男性にとって日本の女性は“高級ブランド”のひとつですから、これからもっと需要は増えるでしょうね」(六本木キャバクラ店員)
今、日本の資源獲得を狙って中国資本が押し寄せているが、その中のひとつに「日本人女性」も含まれているということなのか。
※SAPIO 2010年11月24日号