国内

キャバ嬢の平均月収32万円、最高120万円だが使い方は超堅実

 OLや公務員よりも、「キャバクラ嬢」になりたい若年女性のほうが多い――そんな衝撃的な調査結果を2007年に発表したのは、「下流社会」という言葉を世に定着させるなど、現代社会の有り様に鋭い考察を加えてきた消費社会研究家・三浦展氏だ。同氏が最新の調査結果をもとに「キャバクラ嬢」になりたい女子の傾向を解説する。

************************
 キャバクラ嬢はいったいどれほどの稼ぎがあるものなのか。
 
 柳内圭雄(やなうちたまお)との共著『女はなぜキャバクラ嬢になりたいのか?』(光文社新書)では、28人の現役キャバクラ嬢へのインタビューを収録したが、回答してくれた女子の平均月収は32万円。最も多かったのは専業キャバクラ嬢の120万円だった。昼間の仕事をしながらキャバクラ嬢をしている“兼業”でも平均29万円を超えており、昼間の平均月収18万円を合わせると47万円となる。年収に換算すれば約600万円。やはり同世代の男性が簡単に稼げる額ではない。
 
 では、巷間あるようなイメージ通り、彼女たちは稼いだお金をブランド品購入など贅沢に費やしているのかというと、そうでもない。生活費や遊興費以外は通っている大学・専門学校の学費に充てたり、親に払ってもらった学費を返していたりなど、意外なほどに堅実な姿が窺えるのだ。インタビューに回答した約半数のキャバクラ嬢が預貯金をしており、その目的は車や旅行、引っ越しなどもあるが、「老後のためにすでに1000万円貯めた」(24歳兼業)を筆頭に、親や自分の老後の生活資金を貯めている子もいる。

※SAPIO2010年11月24日

トピックス

歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン