「いまはハローワークに通って、仕事を探してます」
そう話すのは、岩手県北東部、久慈市の小袖海岸にある『小袖海女センター』で“かわいすぎる海女”として話題を呼んでいた大向美咲さん(20)。さらに言葉を選びながらこう語った。
「いろんなことがあって、つらかったり苦しかったり、本当に悩んだ1年でした」(大向さん)
2009年8月に海女として働き始めた大向さんは、昨年7月末に小袖海岸から姿を消した。地元の漁業関係者はこう証言する。
「“かわいすぎる”とメディアに取り上げられたことで注目が集まりすぎ、一部の人から“芸能人気どりで!”などといわれたりして心労が重なり、辞めることになったと聞いています」
海女を引退した大向さんはどんな職業に興味を持っているのだろうか。
「アクセサリーとかファッションが好きなのでそういう仕事がいいなと思って探しています」(大向さん)。とはいえ、海女への思いも変わらない。「本当に海が好きだし、やっぱり今年も海にくぐり(“もぐる”の方言)たい!」
※女性セブン2011年1月27日号