東北関東大地震による福島第1・第2原発の運転停止など、電力供給が低下しているいま、全国的な節電が叫ばれている。そこで、節約アドバイザーの矢野きくのさんが電器炊飯器の節電法について教えてくれた。
「1回の炊飯でたくさん炊いて、保温はせず、ラップに小分けにして、冷蔵庫や冷凍庫で保存するのがおすすめです。そのうえで、冷たいご飯は、電子レンジのかわりに蒸し器を使えば温められますし、フライパンで炒めて炒飯にする方法もあります」
電気炊飯器を使わず、鍋でご飯を炊けばさらなる節電になるばかりか、停電中でも温かいご飯が食べられる。その方法がこちら。
【1】お米を研ぐ
【2】米と米の量の1.2倍の水を鍋にいれ、30分ほど浸す
【3】ふたをして強火で点火し、沸騰したら2分間そのままに
【4】弱めの中火にして10分間炊く
【5】火を止めてふたをしたまま15分間蒸らす
「土鍋など厚めの鍋で炊いたほうが失敗なくできます。ただし、使用した鍋の厚みやご飯の量、火の強さによって、所要時間は変わります。何度か試してみてください」(矢野さん)
※女性セブン2011年3月31日・4月7日号