現在も決死の覚悟で福島第一原発の復旧作業に当たっている作業員たちだが、その作業員を守る防護服をめぐって問題が浮上している。1日に500~1000着の防護服が使用され廃棄処分されているのだ。東京電力の20代の若い作業員Aさんはこう語る。
「一度着たものはもう使えないので使い捨てなんです。どんどん新しい防護服が搬入され、ほかの原発で使用されていて、まだ使えるものも持ち込まれています。とはいっても、充分な数ではないので、それまで補助要員を入れて3~4人で行っていた作業も、2人でできるなら原則2人で、というようなこともしています」
※女性セブン2011年4月14日号