ライフ

東大女子「東大女屈服させたい」という歪んだ男の性と闘う

年収と恋愛には相関関係がある。そんな指摘を見かけるようになってしばらく経つ。低収入の男性は、女性から選ばれない。所得格差の拡大が性交渉の頻度にまで影響を及ぼしているという。
その文脈の中では男にとって「高学歴エリート」の肩書は“利点”となる。だが、立場を変えるとどうなるか。国内最難関と言われる入試をくぐり抜けた東京大学の女子学生たちに、ずばり聞いてみた。答えてくれたのは経済学部のAさん、工学部のBさん、理IIのCさん、文学部のDさんだ。

* * *
工B:社会人ならあまり学歴とか気にしない人も結構いるけど、ろくでもない男に遊ばれて捨てられちゃうケースが多い。

理C:えっ! やっぱり多いんですか?

経A:なになに。そういう経験あるの?

理C:別にろくでもないってほどの話でもないんですけど……。10歳上で広告代理店に勤めてる人を好きになったことがあるんです。半年以上、何回も2人でデートしてるのに、付き合おうって言ってくれない。曖昧なまま、そのうち会えば普通にセックスするようになりました。それで一度、生理痛がヒドい日に彼と会って……そのことは彼にも言ったんです。でもやっぱり無理矢理セックスする流れにされちゃった。しかも「コンドーム使わなくていいよな」みたいなことを言われて……。

文D:それ、十分ろくでもない話ですよ。

理C:でも、その時は、私のことを好きだから言ってくれてるんだろうな、っていいように解釈しちゃってました。

工B:おかしいでしょ、その解釈(苦笑)。

理C:終わった後に、意を決して「あたしたち付き合ってるってことだよね」って聞いたの。そうしたら急に彼が不機嫌になって、ベランダに出てタバコを吸い出しちゃった。その夜はもう会話なし。次の日から連絡も来ない。もちろん、仕事が忙しいから連絡する暇がないのかもしれないですけど。

経A:重症だね、君は。

文D:確かに社会人と付き合ってヒドい目に遭う話って聞きます。友達の話ですけど、商社マンの彼氏の家で、クローゼットを開けたら、女性用の化粧品がたくさん出てきたらしいです。「これは何?」って突き付けたら、逆ギレされて夜中の3時に部屋の外に放り出されたって。

経A:みんな目を覚まさなきゃ。「東大の女の子を屈服させたい」みたいな歪んだ男の性欲ってあるんだから。同年代の学生に敬遠されると、そういう“被害”が多くなるのかな。

※SAPIO2011年5月4日・11日号

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン