嫁と姑の生活習慣。同居する以上はお互いに歩み寄りが必要だが、嫁に対し、どうしても我慢できないことを姑がハッキリ言ってみた! 両者の言い分を聞いてみよう。(女性セブン1988年4月21日号より)
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まずは姑から。
「最近、私、どうしても許せないことがあるんです。それはねえ、嫁のたばこなんですよ。あれだけは生理的に許せません。ずっとやめてたのに、またすい始めましてね。“ストレス解消になる”なんていって。
このまえ、私が買いものに出てるスキにプカプカやってて、ぐずる子供のおでこを、たばこを持った手でこづいたらしいんです。帰ると、孫がヒィヒィ泣いてるのでよく見たら、おでこのところをヤケドしてるんですよ。こんな母親がいますか!」
これに対して、嫁はこう反論した。
「たばこをすうすわないは、まったく個人の自由だと思うんですよ。姑も、主人がすってることにはなにもいわないんですから。女がすうのが許せないという考えなんです。
ですから、私も姑のいるところでは絶対すわないようにしていますよ。最近は、近所で私のことを、“悪い嫁だ、息子と孫がかわいそうだ”とふれまわってるらしいんですよ。それなら、私もなにか対抗手段をとらなければ、なんて考えてしまいますよ」
まだ“戦争”は続きそうだ。いま、この家では、姑が家を出る出ないで大騒ぎだという。