朝からパチンコ屋に大行列。並んでいる人に聞いてみると、少しでもいい台をとるためなのだとか。
しかし、パチンコをしない人にとってはその姿が奇異にうつることも。パチンコ屋だって商売、勝たせるわけがないという見方に、1か月後に挙式を控えているWさん(26才・印刷会社勤務)は、こう説明する。(女性セブン1988年3月10日号より)
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ま、はっきりいって負けることが多いですね。カーッと熱くなって1日に5万円もつぎこんだりして、給料日のはるか前なのにスッテンテンになることもあります。
でも、それでもやめないのは、何回かに1回の可能性を求めているんです。普通の生活のなかにはない夢がパチンコにはある。けっして金もうけだけを考えているんじゃない。男のロマンなんですよ。
とはいうものの、暇つぶしといえないこともないね。