フジテレビの新人女子アナウンサー・三田友梨佳アナは現在、同期の竹内友佳アナとともにフジの女子アナのエース称号「○○パン」を争うサバイバルレースの最中にいる。
青山学院大卒で『恋のから騒ぎ』OBという華麗な経歴に加え、東京・日本橋生まれで日本舞踊をたしなむ令嬢であることは知られているが、さらに「その先」があった。
実は彼女、130年以上の歴史を持つ歌舞伎・演劇の劇場「明治座」のオーナーの次女なのである。
三田家をよく知る日本橋の住民がいう。「三田さんのお宅は、明治座の経営に加え、『ミシュラン』で三ツ星を取っている有名料亭『玄冶店 濱田家』を経営しています。“西の吉兆、東の濱田家”と並び称される名店で、日本橋では知らぬ者のいない名家です。特に友梨佳さんのお祖父様にあたる政吉さん(2006年没・享年95)は、経済界、芸能界にも大きな影響力を持つ方だった。5年前の葬儀には、石原慎太郎知事をはじめ政界の大物や、山本富士子さん、朝丘雪路さんら女優も多く駆けつけた」
そんな祖父・政吉氏が生前、「目に入れても痛くない」というほど可愛がっていたのが、三田アナである。「政吉さんは厳格なことで知られていました。政吉さんが帰宅する際には、家人が総出で黒塗りのセンチュリーを門まで迎えに出ることが慣例だったほどです。それでも、孫の前では人のいいおじいちゃん。友梨佳ちゃんが幼稚園の頃は“孫と一緒にお風呂に入るのが何よりの楽しみ”と周囲に漏らしていた。“将来は料亭の女将になってほしい”と公言していたそうです。もし政吉さんがご存命だったら、友梨佳さんが女子アナになるのを許さなかったかも」(前出・日本橋住民)
※週刊ポスト2011年6月3日号