この日の東京ドームは、女性たちで埋めつくされていた。V6、KinKiKids、タッキー&翼、KAT-TUN、Kis-My-Ft2、内博貴(24)、中山優馬(17)らジャニーズ事務所所属のアイドル200人が5月29日、『ジャニーズ チャリティー野球大会2011』を行った。
これは東日本大震災復興支援プロジェクト『マーチング J』の一環として、4月1~3日に行われた募金活動に続く第2弾イベント。台風接近に伴う悪天候にもかかわらず、プラチナなチケットを手に入れることができた4万5000人のファンが駆けつけた。
まずはチーム『J-Red』の滝沢秀明(29)と、チーム『J-White』の亀梨和也(25)が選手宣誓。続いて始球式となったのだが、突如グラウンドに、ステテコに腹巻き、腕に赤ちゃんの人形を抱え、ぼろぼろのビニール傘を持った男性が登場した。それが『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)でもおなじみの中居正広(38)の姿だとわかると、会場は歓喜と爆笑の渦に。
そんな中居は、最後に全選手を代表しての挨拶をまかされ、なぜかロックスターのような口調で、
「お前らの笑顔、こぼれる白い歯、出てくる歯茎、おれは忘れない。今日SMAPはおれ一匹だけど、木村はドラマ、香取もドラマ、稲垣はワインパーティー、草なぎは歯医者。忙しかったけど、おれ今日休み。そんななか、今日はお前らの笑顔、ぜってー忘れない。また会おうぜ! サンキュー!」
と締めくくり、場内は大爆笑のフィナーレを迎えた。さすが、トップアイドルとして20年、レギュラー番組7本を抱える彼だからこそできる貫禄の仕切りっぷりだった。
※女性セブン2011年6月16日号