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二日酔い時、コーヒー代わりにみそ汁を飲んで欲しい人物登場

 8月17日、東京お台場の東京ビッグサイト。「インターフードジャパン2011」の会場でひときわ注目を浴びていたのは、小型のエスプレッソマシンのような「みそ汁サーバー」だ。『椀ショット』というこの新商品。さかさまに挿さっているのはマルコメの「だし入り液みそ」のボトル。

「ワンプッシュするだけで、みそが出ます。これにお湯を注ぐだけで、できたてのおいしいみそ汁が飲めるんです」(マルコメの担当者・小池祥悟氏)

 特筆すべきは、その小ささだ。週刊誌の半分程度の大きさがあれば、設置できる。

「マルコメはだし入りみそや、液みそを開発。さらに、ボタンを押すだけで適量のお湯とみそを混ぜて提供する、業務用の『みそ汁マシン』を開発してきました。あらたな『椀ショット』は飲食店やオフィスにも置ける安価なサーバーとして開発しました。

 鍋もお玉も使わず、1杯ずつ作りたてのみそ汁を手軽に味わえる。みその消費量が落ち込む中、みそ汁サーバーであらたな需要を掘り起こしたいと思います。二日酔いの朝に、コーヒー代わりに、夕方でちょっとおなかが空いたときなど、みそ汁を飲む行為がもっともっと身近になってほしい、と願っています」(小池氏)

※週刊ポスト2011年9月16・23日号

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