「きんは100才、ぎんも100才」の名フレーズで人気だったきんさん、ぎんさん。実はぎんさんの娘たちは98才の長女から89才の五女まで4人揃って長寿で元気に暮らしている。4人の年齢を合算すると、371才で、平均年齢は93才に限りなく近い。その上に疲れ知らずの若々しさを誇る。いったい、その秘密は…!?
ぎんさんの主治医を務め、現在は三女・千多代さんを診療している南生協病院名誉院長の室生昇さんが解説する。
「きんさん、ぎんさんのミトコンドリアDNAは、長寿のかたに共通するタイプのものだったそうです。娘さんたちが長生きしているのも、遺伝的な要因が考えられますね。
また、ぎんさんは魚が好物でバランスのよい食事を摂り、運動もよくしていました。その結果、血管は実年齢より20才以上若いものだったんです。千多代さんも、いまのところ大きな健康上の問題はありませんが、ぎんさんと同じような生活を心がけていることが影響しているのかもしれません」
※女性セブン2011年9月29日・10月6日号