芸能

離婚裁判の証拠 高嶋政伸のDV音声テープに「ブス!オラ!」

 高嶋政伸(44)と妻の美元(32)の離婚裁判は、9月13日に第4回公判を終えた。しかし、双方意見は食い違うばかりで、解決の糸口はいまだ少しも見えていない。

 この公判を前に、美元側が裁判所に証拠として提出したものがある。昨年の5月17日に起きたという、政伸のDV現場が記録された音声データだ。

 そのDVシーンに至るまでの経緯について、政伸側は法廷で以下のように主張したという。

 その日政伸は、離婚を前提に寝室を別にする話を美元としたあと、夜になって演技指導者らと飲みに出かけたところ、美元から電話がはいる。夜12時過ぎに帰宅すると、翌日の仕事のために、政伸は睡眠導入剤と安定剤を服用した。このとき彼は、すでにビールと赤ワインをそれぞれ1~2杯飲んでいた。

 そんな状態の政伸に美元は、結婚してからまともに生活費をもらえず、ひもじい思いをしてきたことなど文句をいい始めたという。

 実際の音声データには「生活費月々50万円といって、本当は70万、本当は100万欲しいんだろ?」と乱暴にいう政伸に、美元が「生活費として要求しているだけであって、お小遣いではない」などと反論する様子が残っている。美元は生活雑貨店で購入したスリッパひとつまで、全部、自分の貯金を切り崩して支払ってきたと不満をぶつけた。

 やがて、政伸の美元に対する暴言が一気にエスカレートする。

政伸:おい待てよ! ブス! オラ!(ダン!という衝撃音)
美元:痛い! 女に手あげる男がいる?
政伸:おめえが最初に手あげたんだろうがコラ!
美元:痛い! 痛い!
政伸:ふざけんな、コノヤロウ。おれは明後日、芝居やんなきゃいけねーんだよ、オラ!(ガン!)
美元:痛い! 顔叩くことないでしょ!
政伸:ふざけんな、おめえが最初に叩いたんだろうが。(おれは)俳優なんだぞコノヤロウ…あー痛ぇ。腫れたらどうすんだ、コノヤロウ!

 音声データには、この間、殴ったり蹴ったりしているかのような音や、ドンといった何かが壁に当たる音、はぁはぁという政伸の荒い息遣いが録音されている。

 約5分ほどに及ぶこの“暴行”について、政伸は、

「美元の暴行により、“目がつぶれた”と感じ、このままでは殺されると思い、美元の腕をつかんで引っ張ったりした」と主張している。

※女性セブン2011年9月29日・10月6日号

関連記事

トピックス

旧統一教会は今後どう動くのか(時事通信フォト)
解散命令を受けた旧統一教会 「自民党への復縁工作」もありうると鈴木エイト氏指摘、教団と議員の関係を示す新情報リークの可能性 石破首相も過去に接点
週刊ポスト
藤川新監督(左、時事通信フォト)の船出とともに、名物商店街にも大きな変化が
阪神「日本一早いマジック点灯」のボードが電光掲示板になっていた! 名物商店街が今季から「勝った翌日に減らす」方式を変更 貼り替え役の店長は「ようやく解放される」と安堵
NEWSポストセブン
ドバイの路上で重傷を負った状態で発見されたウクライナ国籍のインフルエンサーであるマリア・コバルチュク(20)さん
《ドバイの路上で脊椎が折れて血まみれで…》行方不明のウクライナ美女インフルエンサー(20)が発見、“危なすぎる人身売買パーティー”に参加か
NEWSポストセブン
公開された中国「無印良品」の広告では金城武の近影が(Weiboより)
《金城武が4年ぶりに近影公開》白Tに青シャツ姿の佇まいに「まったく老けていない…」と中華圏のメディアで反響
NEWSポストセブン
女子ゴルフ界をざわつかせる不倫問題(写真:イメージマート)
“トリプルボギー不倫”で揺れる女子ゴルフ界で新たな不倫騒動 若手女子プロがプロアマで知り合った男性と不倫、損害賠償を支払わずトラブルに 「主催者推薦」でのツアー出場を問題視する声も
週刊ポスト
林芳正・官房長官のお膝元でも「10万円疑惑」が(時事通信フォト)
林芳正・官房長官のお膝元、山口県萩市の元市議会議長が“林派実力者”自民党山口県連会長から「10万円入りの茶封筒を渡された」と証言、林事務所は「把握していない」【もうひとつの10万円問題】
週刊ポスト
本格的な活動再開の動きをみせる後藤久美子
後藤久美子、本格的な活動再開の動き プロボクサーを目指す次男とともに“日本を拠点”のプラン浮上 「国民的美少女コンテスト」復活で審査員を務める可能性も 
女性セブン
24時間テレビの司会を務めた水卜麻美アナ
《水卜アナ謝罪の『24時間テレビ』寄付金着服事件》「まだ普通に話せる状況ではない」実母が語った在宅起訴された元局長の現在
NEWSポストセブン
すき家の「クチコミ」が騒動に(時事通信、提供元はゼンショーホールディングス)
【“ネズミ味噌汁”問題】すき家が「2か月間公表しなかった理由」を正式回答 クルーは「“混入”ニュースで初めて知った」
NEWSポストセブン
スシローから広告がされていた鶴瓶
《笑福亭鶴瓶の収まらぬ静かな怒り》スシローからCM契約の延長打診も“更新拒否” 中居正広氏のBBQパーティー余波で広告削除の経緯
NEWSポストセブン
すき家がネズミ混入を認める(左・時事通信フォト、右・HPより 写真はいずれも当該の店舗、スタッフではありません)
《丸ごとネズミ混入》「すき家」公式声明に現役クルーが違和感を覚えた点とは 広報部は「鍋に混入した可能性は著しく低い」と回答
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 山本太郎が吠えた!「野党まで財務省のポチだ」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 山本太郎が吠えた!「野党まで財務省のポチだ」ほか
NEWSポストセブン