昨年4月から担当していた毎週日曜放送の『NHKのど自慢』を降板。新たに担当するはずだった7月スタートの新番組も一度も出演しないまま交代してしまった。以来、無期限休養中のNHK・松本和也アナウンサー(44)。それから3か月。復帰どころか、まったく音沙汰がない状態が続いている。
2007年と2008年には紅白歌合戦の総合司会を務めた“看板アナ”の休養について、NHKは、多忙によるストレスで心身のバランスを崩したと発表している。しかし、松本アナの灘高時代の同級生は驚きを隠せない。
「高校時代は野球部だったけど、大のロック好き。文化祭では丸刈り頭でヘビメタのコピーバンドをやり、みんなをわかせていました。スポーツマンで目立ちたがり屋で明るい性格だったので、みんなの人気者でした。“心身のバランスを崩す”なんて考えられないです」
NHKに入局後も、さまざまな番組から出演依頼が殺到する人気ぶりだった。責任感が強く、真面目で物腰も柔らかい。誰もがアナウンサーとしての実力を認めていた。NHK関係者はこう話す。
「すべてにおいて完璧にこなさないと気が済まないタイプ。自らハードルをどんどん高くしていってしまったのかもしれません。台本通りいかないとストレスを感じていたようです」
彼はいまでもヘビメタバンドをやっていて、自宅近くのスタジオでは、バンドメンバーと練習する松本アナの姿が今年初めまでは見かけられていた。
「仕事もバンド活動もすべて完璧にこなさなければ気が済まないという松本アナの性格が自分を追い込んでしまったのでしょうか」(前出・NHK関係者)
※女性セブン2011年10月20日号