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「ウチの孫がなぜ主役じゃない!」で学芸会に白雪姫7人登場

 いまやどこの学校にも出没する「モンスターペアレンツ」。ところが最近、「育メン」ならぬ「育ジイ」が「モンスターじいちゃん」へ変貌するケースが増えているという。他山の石としたい。「モンスターじいちゃんの大暴走」事例集。

 * * *
【「白雪姫が七人」のトンデモ舞台】
 学芸会が近づいたある日のこと、「孫が主役じゃないとはどういうことだ!」と7人のおじいちゃんから猛抗議。劇の幕が開くと、舞台には白雪姫と小人が7人ずつ並んで登場。押し合いへしあいのトンデモ劇になってしまいました。(幼稚園教諭)

【園長に制服廃止を直談判】
 いつものように女の子の孫のお迎えにきたおじいちゃん。その日は思いつめた顔をして園長のところにやってきました。「うちの孫は、園の制服よりも自分たちが買ってあげた洋服の方がよく似合う。どうか制服を廃止してほしい」。呆れる園長を尻目に、いつまでもしつこく訴える姿に感動すら覚えました。(幼稚園教諭)

【授業参観で校舎建て替えを要求】
 授業参観に来たおじいちゃんがこんなことをいうんです。「うちの孫はきれい好きなんだ。こんな汚い校舎じゃ、集中して勉強もできない。成績が落ちたらどうするんだ。今すぐ校舎を建て替えろ!」。このあたりの公立小学校の中ではきれいな方だと思うんですけどね。(小学校教諭)

※週刊ポスト2011年10月21日号

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