「宝くじが当たるというのは、神様に人間としてのスキルアップを試されているということなんですよ」
そう話すのは、『お金に愛される魂のみがき方』(扶桑社)などの著書があるスピリチュアル・メッセンジャーの美鈴さんだ。
「私たちが心で想ったことはすべて“想念”という霊的エネルギーを生み出します。例えば、友達のことをどうしているかなぁと考えていると、まさにその友達から電話がかかってきたりすることがありますね。これは想念が相手に届いた結果、それが相手の行動となってあらわれているわけです」
美鈴さんによると、想念は、家族や友達のような相手だけでなく、ご先祖様や神様にも届き、宝くじに当せんするような金運を呼び寄せるはたらきも果たすという。
「宝くじに当せんしたい場合には、当せんした際の使い道をノートに書き出すとよいでしょう。想念は“物”を媒介とすることで、より強く、届きやすくなります。私たちがお墓を媒介としてご先祖様に想いを届けるのと一緒です。当せんへの想いを書いたノートという“物”を通して、思い通りの出来事を引き寄せやすくなるのです」
そこで肝心になるのが、ノートに書き出す当せん金の使い道だ。自分のためだけではなく、他人に喜んでもらうような使い方を考えることが重要だと美鈴さんは話す。
「宝くじに当たること自体が、神様に試されているということですから、他人の幸せのためにお金を使うことが大切なんです」
たとえば、
●100万円を赤十字に募金。
●100万円を子供の学費に。
●200万円を両親の住む実家のリフォームに。
●500万円を夫が欲しがっていた新車とゴルフクラブに。
など、具体的に記録しておく。
「もちろん、自分の望みを加えてかまいません。書き出す際には、“階段がつらいといっている両親の家にエレベーターを付けてあげて喜ばせたい”というように、より具体的なところまで記述するとよいでしょう。そうすることによって、自然とポジティブになり、よりよい想念を発することができるようになります」
そしてもうひとつ大事なのが、書き出した後だ。
「ノートをできるだけ頻繁に読み返すようにしましょう。かばんに入れて持ち歩いても、トイレに置いておいてもかまいません。できるだけノートを手にとって日ごろから想念を高めるようにしましょう」
※女性セブン2011年11月3日号