好視聴率ドラマが多い今クール。熾烈なデッドヒートが繰り広げられているが、その中でピッカピカの演技を見せて視聴者を釘付けにしている人気子役がいる。
まずは『マルモのおきて』(フジテレビ系)で大ブレイクした鈴木福くん(7)。初回視聴率18.9%を記録した『妖怪人間ベム』(日本テレビ系)で、人間になることを夢見る子供の妖怪・ベロを好演中だ。泣いたり、笑ったり自由自在の演技の秘密は、実は福くんのママにあった。
母親は和楽器奏者で、自宅で0才から4才(未就園児)までの子供向けの和楽器リトミック教室を東京都内で主宰しているのだという。
「福くんのお母さんがお琴や三味線を弾いて、それに合わせて、保護者と一緒に子供たちが歌ったり、手を叩いたりするんです。演奏する曲は『むすんでひらいて』とか童謡が中心。子供たちも普段聴き慣れない音が楽しいみたいで、家に帰ってもよく歌ってますよ」(保護者のひとり)
琴のコンクールでは受賞歴もあり、テレビやラジオで和楽器を演奏したことも多数あるという福くんのママ。教室は、1レッスン1500円で、区から支給される子育てのためのクーポンも利用することができるため、地元のママたちからも絶大な支持を集めている。
「子供たちは、先生が演奏中の琴や三味線にも興味津々で触ろうとするんですが、福くんのお母さんは“いいですよ”っていって、演奏しながら上手に触らせてあげるんです。教室に行くようになってから、子供は社交性や観察力もついたように思います」(別の保護者)
ちなみに福くんは琴が得意なんだそう。あんなふうに育つにはそれなりの理由があったわけですね。
※女性セブン2011年11月24日号