天皇陛下が入院先の病院でパソコンを使っていたことが発表された。皇太子が代読する「お言葉」をパソコンで推敲されたとのことだが、実は陛下のパソコン歴は10年以上になるという。
「陛下は最新機器へのご関心が高く、かなり以前からワープロを使われていました。2000年ごろからはパソコンを使われるようになったと聞いております。当時は、国内メーカーのものを愛用されていました」(宮内庁関係者)
天皇家のIT化はかなり以前から進んでいたようだ。
「皇太子さまは1993年ごろにはノート型のパソコンをお使いでした。雅子さまとは、パソコンが共通の趣味で、よくお話をされていたそうです。秋篠宮さまはマック派でした」(同前)
また、天皇陛下は携帯電話も使われているという。
「入院中は、病院から携帯電話で皇太子さまに直接ご連絡をお取りになり、国事行為の臨時代行や公務の名代についてご助言されていました」(別の宮内庁関係者)
関係者の話を総合すると、陛下は普段は側近がいるため携帯を持ち歩くことはない。ただ、散策されたりする際に、お付きの人がいない場合に連絡用に使われることがあるという。
※週刊ポスト2011年12月9日号