2011年の年末ジャンボも、12月22日の販売最終日が目前まで迫ってきた。
そこで今回は、宝くじをまだ購入していない人、すでに購入した人それぞれが、抽せんまでの短い時間で宝くじ運を引き寄せるために何ができるのか、日本易学連合会認定鑑定士の駒村慧瓊さんに教えてもらった。
「人間は、めぐってくるよい気や悪い気の影響を日々受けていますが、易占いでは、いまがそのどちらなのかを占うことができるんです」(駒村さん、以下同)
易占いというと、筮竹という細長い竹の棒を使って占うというイメージ。筮竹を使う方法はプロでないと難しいそうだが、サイコロを使うことで、私たちでも簡単に易占いをすることができるそう。今回は、サイコロひとつで宝くじの買い時を見極められる占いを伝授してもらった。
サイコロの1~6までの数字には、それぞれ身分を示す次のような意味があるという。1=平民、2=臣下、3=佞臣(よこしまな心をもつ臣下)、4=王位の順を待つ者、5=帝王、6=上皇(既に王位を退いた位)。
では、さっそくサイコロを1つ用意しよう。南を向き、サイコロを両手で握って易そのものを示す言葉である「元亨利貞」と唱えたあと、「宝くじを買いに行くのは今日でいいのかどうか」と具体的に念じる。机の近くまで手を持っていき、サイコロをそっと机の上に展開する。
出た目が、王を意味する「5」か、その忠実な家臣を意味する「2」なら運気がよいので買いに行ってよい。
平民を表す「1」や、王の一歩手前であることから不完全さを表す「4」、すでにピークを過ぎた意味を持つ「6」なら別の日に。特によこしまな気持ちを意味する「3」が出た場合は、絶対にNGだ。
「不思議なことに落ち込んでいるときには悪い目が、逆に嬉しい気持ちのときにはよい目が出たりします。“きょうはツイてるかも”と思ったら、よい気がめぐっている可能性が高いので、サイコロをふって確かめるようにしてください」
※女性セブン2012年1月1日号