バレンタインの時期が近づき、今から準備を進めている人もいるかもしれない。好きな人やお世話になっている人のために贈るのであれば、チョコ選びも楽しいものになりそうだが、強制的にプレゼントしなければいけないとなると憂鬱なイベントだ。
ある大手プロダクションの女性芸人は、マネージャーに毎年チョコをプレゼントしないとならないというならわしがあるという。当日、マネージャーのデスクの上にチョコを置いておけばそれで済むらしいのだが、ある年、所属したばかりの若手女性芸人がプレゼントを忘れるという事件がおきた。すると、マネージャーから電話がかかってきて「お前は、自分をなんだと思っているんだ!?誰のお陰でここにいられると思っているんだ!」と怒鳴られたそうだ。担当マネージャーのお陰ばかりで事務所にいられるわけでは、おそらくないのだが…。
その女性芸人は、納得がいったわけではなかったものの「遅くなって申し訳ありませんでした」という言葉を添えて、嫌味も含めて高級ブランドの食器をプレゼントしたという。マネージャーは「貧乏人のくせに、無理するな。来年からは100円のチョコでいいからな」と言いながらプレゼントを受け取ったという。困った話だ。