寒風吹きすさぶこの季節、せめて家の中は身も心もぬくぬく、ぽかぽかで過ごしたいもの。でも、一家だんらんの鍋まで凍らせる、お寒いバカダンナの言動に、妻の嘆きが止まりません。千葉県在住の主婦Oさん(41)の夫(42)は、酔うと過去の栄光話をするという。みっともないくらいバカダンナの姿にOさんも、呆れるばかり。
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県下一、二の進学校だった高校を卒業したダンナ。「まぁ、オレの栄光の時代だな」って酔うというの。
もう情けないったらありゃしないわよ。そのあと四流大学出て、出世とは無縁だけど会社員としてちゃんと税金払ってるんだから昔のことなんか持ち出すことないじゃない!
特技は全国47都道府県の有名進学高校をソラでいえることで、初対面の人に「出身は? じゃ、○○高校か△△高校が優秀ですよね~」って必ず。
その後に「ぼくは○○県で…」って続けると、たいがいの人は「高校はどちらで?」って聞く。「□□高校」って舌先でころがすようにいうときの夫の顔といったら、もう“得意満面”そのものよ。
テレビのクイズ番組でムキになってる姿もバカ丸出し。最近じゃ、中1になった息子と親子でテレビ画面に向かって解答を叫んでいるの。
それで夫が間違って息子が正解だと、「よしっ、オレみたいにいい高校行けるぞ」って、あんたさぁ。その後どうなったのってツッコミ、ガマンするの、大変なんだから。
※女性セブン2012年2月9日号