今年、東京都内では乾燥注意報が歴代3位の連続記録となり、乾燥肌でなくとも「なんとなくメイクのノリが悪い」「肌が粉っぽい気がする」「目元や口の周りにツッパリ感が…」と肌の乾きや違和感が気になり、皮膚科やドラッグストアを訪れる人が増えている。特にこれからの季節、花粉症の人は乾燥した肌に花粉が付くとかゆみや赤みが悪化することも。
肌の乾燥予防といえば、化粧水などでたっぷり保湿をし、水分が逃げないように乳液やオイルでふたするというのが基本だが、外からの対策だけでなく、飲料や食べ物からの水分補給、そして乾燥しづらい体質になるためのケアも大切。
肌のうるおいを保ち、乾燥に負けない美肌を目指すなら、ビタミンEやイソフラボンがオススメ。ビタミンEは血液循環や臓器機能を活発にし、イソフラボンは女性ホルモンの分泌を助ける。手軽に摂取するには豆腐や納豆などの大豆製品がいいが、抗酸化作用の高いポリフェノールが豊富な黒大豆なら、さらに◎。
「黒食」ブームで種類も増えている黒大豆や黒豆の中から、手軽においしく食べられる商品を探したところ、国内産の大粒黒大豆をまろやかな黒酢に漬け込み、食べきりサイズの1カップにパッケージしたフジッコの「黒酢黒大豆クロクロ」を発見。そのままでもイケるのだが、飽きずに毎日食べるための簡単でおいしいアレンジレシピを、フードスタイリストの鈴木葉子さんに教わった。
「クロクロチキンは、酸味が効いてさっぱりとした、あとを引く味に仕上がりました。クロクロジンジャーソーダは、すっきりとした甘みとジンジャーが良く合います。長めのスプーンか太いストローでクロクロを一緒に食べてみてください」(鈴木さん)
■酸味が効いたさっぱり煮込みチキン!
「クロクロチキン」(写真)(2人分)
【1】鶏手羽元6本を油を引いたフライパンでこんがり焼き色がつくまで炒める。
【2】【1】にクロクロ1パック、水300cc、しょうゆ大さじ3、日本酒大さじ3を加え、水分が半分になるまで煮込む。
■デザート感覚だけど、ヘルシー!
「リンゴとクロクロのサラダ」(1人分)
【1】リンゴ1/2個をクロクロと同じようにコロコロの形に切る。
【2】【1】とクロクロ1パックを混ぜて、上にヨーグルト大さじ3をかける。
■大人の“食べる”ジンジャーエール!
「クロクロジンジャーソーダ」(1人分)
【1】生姜をすりおろす(大さじ1程度。お好みで調整)。
【2】グラスにクロクロ1/2パックと【1】を入れ、炭酸水300ccを注ぐ(お好みでハチミツを入れても)。