お隣、韓国の性教育事情はどうなっているのか。教育現場で使われている教材を見てみよう。
韓国では性教育について関心を高めるため、マンガで解説した本も出されている。自慰行為や夢精についても少女マンガ風に説明するほか、初潮をむかえた女の子の様子や、自慰行為が母親に見つかる男の子の様子なども解説。マンガブームの同国ならではの教材だ。
また、中学生向けの教科書では男女の性器の細かい部位の名称がイラスト入りで説明されている。特に女の子の性器については、小陰唇や大陰唇、クリトリスまで細かに解説。韓国では性暴力が社会問題化しているため、被害にあった際に、詳細に被害の状況を伝えることができるようにする目的もある。
※週刊ポスト2012年2月24日号