2011年3月11日に発生した東日本大震災以後、日本全国では、余震を含めて震度5弱以上の地震が頻繁に発生している。以下は、都道府県別の震度5弱以上の地震発生回数だ(2011年3月11日から2012年2月18日 ※気象庁の観測による)。
福島県(26回)
茨城県(17回)
宮城県(11回)
岩手県(9回)
新潟県、栃木県、長野県(6回)
千葉県(5回)
青森県、秋田県、埼玉県、静岡県(4回)
山形県、山梨県、神奈川県(3回)
群馬県(2回)
北海道、東京都、和歌山県、広島県、熊本県(1回)
1年の間に震度5弱以上の地震が70回も発生しているという計算になる。さらには、首都直下型地震、東海地震、東南海地震も近い将来発生するともいわれている。
また、首都直下型地震に関する最新の予測では、東京湾北部を震源とする地震が起こった際、これまでの推定よりプレート境界が10kmほど浅くなり、最大震度7と想定されるという。
いずれにしろ、大地震の危機は迫っているといって過言ではない状況。いまから、その危機に備える必要がありそうだ。
※女性セブン2012年3月22日号