オレのことテレビで見ない日はないんだぜぇ~! 大ブレイクだろぉ~? ワイルドキャラを引っさげ、一躍スターダムへと登り詰めた38才のスギちゃん。その素顔とは?
1973年8月、愛知県一宮市で誕生したスギちゃんは、幼いころからお笑い芸人を夢見る少年だった。
「小学2年生のときに大阪のなんば花月でやっていた舞台を見に行ったときに、スギちゃんは子供代表で舞台に上がったそうです。そこで思わぬハプニングに巻き込まれて、観客から大爆笑が起こったそうなんです。笑いを取ったスギちゃんは感激して、“芸人になりたい”と思うようになったみたいですよ」(お笑い芸人仲間)
実際、小学校の卒業文集には“ぼくのなりたい職業”という題名の作文を書き、“吉本にはいって漫才師になる”という夢を綴っていた。ちなみにこのとき考えていたコンビ名は『うんち太郎とべんき太郎』。正直、クラスメートは、“絶対に売れない”と思ったのでは…。
高校卒業後、宣言どおり、お笑いの道へと進んだスギちゃんだったが、下積み時代は長かった。
『フランクフルト』というコンビでデビューしたが、すぐ解散して『メカドッグ』(結成当初は『霊血サンデー』というコンビ名)を結成する。『メカドッグ』時代には人気番組だった『爆笑オンエアバトル』(NHK)などにも出演したことはあったが、鳴かず飛ばずだった。
2008年4月、『メカドッグ』を解散してピン芸人に転向、当初は『杉山えいじ』という芸名で活動していた。このころから徐々にワイルドの片鱗を見せ始めるんだぜぇ。
「コンビでしか出場できない『キングオブコント』にマネキンを相方にして出場したんです。普通ならエントリーすらできないですけど、通っちゃうからスゴいですよね(苦笑)」(前出・芸人仲間)
※女性セブン2012年5月24日号