茨城県ひたちなか市、海岸沿いのとある漁師町では、古くから「漁のときに海亀が網にかかると吉兆のサイン」として知られていた。
その町にある神社の一角に奉納されているのが、幸運の“海亀の石像”。ここ最近、「あの亀をさすると宝くじが当たる…」という評判が口コミで広がり、この石像が注目度急上昇中なのだ。
噂の神社は茨城県ひたちなか市磯崎町にある「酒列磯前神社」。ひたちなか海浜鉄道湊線磯崎駅から徒歩で10分、海岸線を一望できる高台にある。同神社は西暦856年に、茨城県屈指の観光スポットでも知られる「大洗磯前神社」と共に創建された由緒正しき神社。もともとは医学の神様として祀られ、海が近いことから海上安全や大漁祈願、商売繁盛祈願も行う神社として知られてきた。
「海亀の石像は“亀さん”の名で親しまれています。亀さんをさすってから『ジョイフル本田ニューポートひたちなか店』で宝くじを買うと、当たるといわれているんです」(近所の住民)
神社の担当者が、こう話す。
「海亀をさするために、東京や埼玉など県外からも参拝者が訪れるようになりました。宝くじ購入と亀さんをさする順序はまちまちですが、お参りしたあとに亀の頭をなで、その手で他のものには一切触らず宝くじを購入したところ、当せんしたというかたもいらっしゃいました」
※女性セブン2012年6月28日号