ライフ

遺産相続手続きに関連する8つの専門家&機関 役割とお値段

 いつかはやってくる親の死。その時は遺産相続の手続きが必要となるが、相続に関係する、専門家業務の内容と料金の目安を紹介。料金は一例なので、依頼する前に確認を。

【税理士】相続税など税金の専門家
 相続税の申告や相続財産の評価、遺産分割のアドバイスなど。料金は相談内容や遺産総額などで異なるが、たとえば相続税の申告なら、遺産総額の0.5~1%が目安。

【司法書士】法律に関する書類や登記なら
 不動産の名義変更(相続登記)や法律に関する書類の作成など。料金は不動産評価額や書類の内容などで異なるが、不動産の名義変更の場合で、不動産1か所あたり10万円前後の司法書士報酬+実費。

【行政書士】調査や書類作成の相談役
 相続人確定の調査(戸籍収集等)や遺産分割協議書の作成など。料金の目安は、遺産総額や内容などにより異なるが、遺産分割協議書の作成の場合で、5万円前後~。

【弁護士】各種遺産トラブルを解決
 遺言の執行や遺産分割協議、争いやトラブルがあった場合の対応など。弁護士費用は弁護士事務所などによって異なるが、受け取る遺産総額の10~15%が目安。ほかに着手金や実費などがかかる。

【土地家屋調査士】測量・登記で頼れる存在
 土地の調査や測量、不動産の表示に関する登記の申請手続きなど。費用は、土地面積や業務に携わった期間などで異なるが、現況の測量のみで10万円前後~。

【相続コーディネーター】相続全般のアドバイザー
 相続のカウンセリングや見積もり、専門家チームの編成などトータルにサポート。相続コーディネーター・曽根恵子さんが代表の「夢相続」の場合、相続税申告コーディネートの基本報酬は31万5000円+相続財産×0.1%。

【信託銀行】遺産整理と遺言執行のプロ
 遺産整理業務や財産に関する遺言の執行業務など。料金の目安は、遺産総額などにより異なるが、遺産整理業務の場合、最低報酬額は105万円。その他の諸費用は別途。

【公証役場】遺言など公正証書を作成
 公正証書遺言の作成、保管。手数料は目的価額(1人当たりの相続内容または遺贈金額)により異なるが100万円以下で5000円。算定不能の場合は1万1000円。

※女性セブン2012年7月5日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

「複数の刺し傷があった」被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバムと、手柄さんが見つかった自宅マンション
「ダンスをやっていて活発な人気者」「男の子にも好かれていたんじゃないかな」手柄玲奈さん(15)刺殺で同級生が涙の証言【さいたま市・女子高生刺殺】
NEWSポストセブン
大阪・関西万博が開幕し、来場者でにぎわう会場(時事通信フォト)
「日本人は並ぶことに生きがいを感じている…」大阪・関西万博が開幕するも米国の掲示板サイトで辛辣コメント…訪日観光客に聞いた“万博に行かない理由”
NEWSポストセブン
ファンから心配の声が相次ぐジャスティン・ビーバー(dpa/時事通信フォト)
《ハイ状態では…?》ジャスティン・ビーバー(31)が投稿した家を燃やすアニメ動画で騒然、激変ビジュアルや相次ぐ“奇行”に心配する声続出
NEWSポストセブン
NHK朝の連続テレビ小説「あんぱん」で初の朝ドラ出演を果たしたソニン(時事通信フォト)
《朝ドラ初出演のソニン(42)》「毎日涙と鼻血が…」裸エプロンCDジャケットと陵辱される女子高生役を経て再ブレイクを果たした“並々ならぬプロ意識”と“ハチキン根性”
NEWSポストセブン
4月14日夜、さいたま市桜区のマンションで女子高校生の手柄玲奈さん(15)が刺殺された
「血だらけで逃げようとしたのか…」手柄玲奈さん(15)刺殺現場に残っていた“1キロ以上続く血痕”と住民が聞いた「この辺りで聞いたことのない声」【さいたま市・女子高生刺殺】
NEWSポストセブン
山口組も大谷のプレーに関心を寄せているようだ(司組長の写真は時事通信)
〈山口組が大谷翔平を「日本人の誇り」と称賛〉機関紙で見せた司忍組長の「銀色着物姿」 83歳のお祝いに届いた大量の胡蝶蘭
NEWSポストセブン
20年ぶりの万博で”桜”のリンクコーデを披露された天皇皇后両陛下(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA) 
皇后雅子さまが大阪・関西万博の開幕日にご登場 20年ぶりの万博で見せられた晴れやかな笑顔と”桜”のリンクコーデ
NEWSポストセブン
朝ドラ『あんぱん』に出演中の竹野内豊
【朝ドラ『あんぱん』でも好演】時代に合わせてアップデートする竹野内豊、癒しと信頼を感じさせ、好感度も信頼度もバツグン
女性セブン
中居正広氏の兄が複雑な胸の内を明かした
《実兄が夜空の下で独白》騒動後に中居正広氏が送った“2言だけのメール文面”と、性暴力が認定された弟への“揺るぎない信頼”「趣味が合うんだよね、ヤンキーに憧れた世代だから」
NEWSポストセブン
高校時代の広末涼子。歌手デビューした年に紅白出場(1997年撮影)
《事故直前にヒロスエでーす》広末涼子さんに見られた“奇行”にフィフィが感じる「当時の“芸能界”という異常な環境」「世間から要請されたプレッシャー」
NEWSポストセブン
天皇皇后両陛下は秋篠宮ご夫妻とともに会場内を視察された(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA) 
《藤原紀香が出迎え》皇后雅子さま、大阪・関西万博をご視察 “アクティブ”イメージのブルーグレーのパンツススーツ姿 
NEWSポストセブン
2024年末に第一子妊娠を発表した真美子さんと大谷
《大谷翔平の遠征中に…》目撃された真美子さん「ゆったり服」「愛犬とポルシェでお出かけ」近況 有力視される産院の「超豪華サービス」
NEWSポストセブン