「はずれた宝くじなんて縁起が悪いから早く捨ててしまおう!」と思っているあなた、ちょっと待って! 実ははずれくじこそちゃんと“供養”しなければいけないんです。
「宝くじは『夢を買う』もの、はずれくじにも『いい夢をありがとうございました』と感謝して供養する。その気持ちがなければ、金運は上がりません」
そう話すのは、“はずれくじ供養”ができる神社として知られる長野県飯田市の「貧乏神神社」祭主・櫻井鉄扇さん。この神社が、高額当せんを呼び込むといま話題だ。
景勝地として知られる天竜峡の近くにある同神社。まつられているのは、人に災厄をもたらすといわれる神様「黒闇天」で、この神さまを通称“貧乏神”と呼ぶという。同神社に参拝すると、この貧乏神との縁が切れるそうだ。
同神社では、1998年の建立以来、「はずれ」との縁を絶ちきるために宝くじのはずれ券供養を行ってきた。供養方法は、いたってシンプル。同神社で購入できる「はずれくじ感謝の保管袋」に大切に保管し、たまってきたら神社の「はずれ券供養箱」に奉納する。
ここで大切なのは、「ありがとうございました」と感謝して供養すること。けっして破ったりしてはいけない。そんな供養を行った人のなかから、徐々に「宝くじに当せんした」という人が増え、口コミで噂が広がった。
供養した日に買った宝くじで、なんとジャンボ宝くじの1等1億円に当せんしたという人もいるという。
※女性セブン2012年7月12日号