その日、会場の『ル テアトル銀座』の楽屋は、思わぬふたりの対面に騒然となったという。津川雅彦(72才)が“マキノ雅彦”の名前で演出を務める舞台『男の花道』の東京公演が7月12日、初日を迎えた。
この舞台には津川の長女・真由子(38才)も出演するなど、上演前から話題を呼んでいた作品だ。津川といえば、妻・朝丘雪路(76才)との別居を宣言してから3年が経つ。2008年の大晦日に、津川が30代美女と年越しデートを楽しんでいたことが報じられ発覚した夫婦の別居。
原因は、津川が、経営していた会社が抱えた約6億円の借金返済のために、一家で暮らしていた東京・世田谷の一軒家を売却したことだった。
そんなふたりが久々の再会を果たした。
「舞台終了後に朝丘さんは付き人を連れて楽屋を訪れたんです。ちょうど楽屋には津川さんと真由子さんが一緒にいたみたいですけど、朝丘さんがはいってきて、その場に居合わせたスタッフには緊張が走ったそうです。でも朝丘さんは津川さんを見つけると“あら、元気?”なんてサラッとした感じで…。みんな、拍子抜けしたそうです」(舞台関係者)
その後、朝丘がとった行動が多くの関係者を唸らせた。
「朝丘さんは出演する役者さんひとりひとりの楽屋を回って“津川をお願いします”と、“寿”の熨斗が巻かれた浴衣地を皆さんに差し入れしたんです。これには“別居中の夫のために、ここまでやるなんて”と朝丘さんを絶賛する声が上がっていました」(前出・舞台関係者)
別居していても夫を立て、良妻の余裕を見せつけた朝丘。夫・津川の心情やいかに!?
※女性セブン2012年8月2日号