冬ソナから続く韓流ドラマ人気。今もなお多くの人がハマっているという。そこで、韓流ドラママニアの女性3人が、その面白さ、ハマリポイントについて、意見を交換した。
【プロフィール】
S美:30代の韓流ライター。子犬のようなキム・ボムの瞳にラブラブ。
Y代:韓流にハマって9年。S美が師と仰ぐ50代韓流オタク。
T子:韓ドラ歴1年。ミーハー道まっしぐらな40代編集者。
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S美:最近、エアコンが悩みのタネ。夜中、涼しくした部屋で韓流ドラマを見てると体が冷えきってるんです。
T子:同じシーンを何度も何度もくり返し見るし…今回たくさんの韓流ドラマファンに話を聞きましたが、好きなシーンを20回30回見るのは当たり前というかたが多かった。
Y代:しかも、みんなどんどん細かいところへ行く。私は『最高の愛』で有名な充電キスもいいけど、カエルの着ぐるみの彼女を置いて歩み去っていくチャ・スンウォンの後姿にやられて何度もリピート。
T子:そのドラマにすんごくハマると、有名なシーンとは別に、自分だけの名場面ができてくるのね。『赤と黒』にハマったある読者のかたは、パソコンでイヤホンして見るんですって。“キム・ナムギルが自分にだけ耳元でささやいてくれて、どんどん彼と自分が近くなる”と(笑い)。仮面舞踏会のマスクをかぶったシーンも仮面の穴からじっと見つめてきて…その穴がダイソンかっていうくらい吸い込まれるって。
S美:そうそう! 私もリピートしました。仮面をかぶってるのにすんごくエッチ。ちなみに、名場面で多かったのは、やっぱりキスシーン。それから、男性が女性に、こんなことしてくれちゃうんだ! っていうシーン。
T子:そりゃあ、現実にはほほにキムチがついたからってそこにねっとりキスしてくれる6才年下の男の子はいませんよ。張り込みしてても、焼き芋の屋台引っぱってきてはくれないし(※)。
Y代:だから、現実よりこっちがいいの!ってなる。
S美:“私の名場面”を語っていると、みんな“私の初恋”を語ってるみたいに盛り上がるんですよね。
(※)『恋愛マニュアル~まだ結婚したい女』の5話。
※女性セブン2012年8月23・30日号