猛暑の中、熱中症に注意が必要だが、対策として病者用のドリンクが売れているという。
熱中症対策のドリンクといえば、スポーツドリンクが思い浮かぶが、いま、ドラッグストアなどで売り切れ続出の人気となっているのが『OS-1』だ。もともとは下痢や嘔吐、発熱などによる脱水状態のときに飲む病者用食品だが、熱中症対策として火がついて4~7月の売り上げが前年同月比123.5%なのだとか。
一般的なスポーツドリンクと何が違うのか、製造元の大塚製薬工場に聞いてみた。
「OS-1は、スポーツドリンクより塩分濃度が高い組成になっています。500mlで中くらいの梅干し1個分と、塩分が多めでしょっぱいので、スポーツドリンクのように日常的に飲むものではありません。ただ、糖質とナトリウムがバランスよく配合されており、吸収スピードが早いため、軽度~中等度の脱水状態のかたに適しています」(大塚製薬工場OS-1事業部マーケティング)
糖分が控えめのため、糖尿病などが心配な人にもオススメだ。
※女性セブン2012年8月23・30日号