日本のメダル獲得数が史上最多を更新したロンドン五輪。選手たちの大活躍が記憶に新しいが、風水の観点から見ると、もっと多くの金メダルを獲得する方法はあったようだ。以下、風水建築デザイナーで由美里風水研究所代表の直居由美里氏に解説してもらった。
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ロンドン五輪で日本は計38個のメダルを獲得し、2004年のアテネ五輪の37を凌いで史上最多を記録しました。
実は、風水の観点から見ると、日本は大きなハンディを背負って五輪に臨んでいました。風水と密接な関係を持つ方位学によれば、「五黄殺」「暗剣殺」を始め大凶とされる方位が5つあり、その方位へ移動すると様々な災いが起こります。
そして、今年の「暗剣殺」は「西北」──ほぼ日本からロンドンに向かう方向なのです。このハンディがあった割には大健闘したといえます。
しかし、メダルの内訳は金7、銀14、銅17で、アテネ五輪の金16、銀9、銅12に比べると、金メダルの数は半分以下です。柔道で男子が史上初の金メダル0、女子も金メダル1と惨敗したことや、100メートル・200メートル平泳ぎで五輪3連覇を狙った北島康介選手がそれぞれ5位、4位に終わったことなどが響きました。
JOC(日本オリンピック委員会)が事前に掲げた目標は「金メダル数で世界5位」で、達成するには15~20個近い金が必要と見られていました。しかし、順位では10位、数では7個と、目標をかなり下回りました。
日本から直接ロンドンに入らず、スペインを経由して北上する、アメリカを経由して東回りでロンドンに入るなりして、「方位除け」をしていれば、目標通りの金メダルを獲得していたのではないでしょうか。
※週刊ポスト2012年9月7日号