総選挙で政権が交代しても全く変わらないのが日本の政治の現状だ。それを変えるには真剣に落とすことを考えるべきではないか。そこで領土問題について落選させるべき議員を選んだ。
【田中真紀子氏】
2004年1月、韓国訪問中の延世大学の金雨植(キム・ウシク)総長との会合で、「小泉首相(当時)が『竹島は日本の領土』と発言していたが、あれは不適切な発言」と指摘したと韓国メディアで報道された。
真紀子氏は、「『このような時期には慎重に発言し行動すべきだが、靖国参拝を含め、外交的センスがなかった』という趣旨の発言はしたが、竹島が日本領土ではないと発言したことはない」と反論。しかし、前外相が竹島は日本領という総理大臣の主張を「外交的センスがない」ということこそ、相手国に誤ったメッセージを与える重大な失言である。
※週刊ポスト2012年9月21・28日号