他人にはめったに見せることのない体の部分、それが性器。男性であれば気軽に自分の性器について、面白おかしく話すこともあるだろうが、女性となるとそういう機会も少ない。それでは、世の女性たちは女性器についてどう思っているのか。そこで、女性セブンは20代以上の女性100人女性器についてのアンケートを実施した。
まず「自分の女性器に自信がありますか?」と質問をしたところ、「自信がある」と答えたのはわずか16%。64%の人は「自信がない」と答えた。20%の人は「比べるものがないからわからない」などと回答した。
さらに「女性器について悩みはありますか?」と尋ねると、悩みを持っている女性は35%。どうやら、悩みはないが、自信はもてないという女性が多いようだ。理由を聞いてみると──
「そもそも胸とかと違って、人のを見る機会もないですし、女性器について考えたこともなかったです。かといって自信があるかと聞かれると、あるとは言えないし」(42才・会社員)
「子供を2人産んでいるので、もうさすがに自信はありません。でも、別に悩む必要なんてないでしょ」(53才・主婦)
そもそも自信をもったり悩んだりする以前に“考えたことがない”という人が多い。
一方、「悩みがある」と答えた人を年代別に見ていくと、40代以上は16%程度だが、20代、30代では実に2人に1人以上が悩んでいた。具体的に何に悩んでいるかを尋ねると、最も多いのは「毛深い」(42.9%)こと。次いで「におい」(25.7%)、「小陰唇が大きい」(20.0%)と続く。
では、悩んだきっかけはというと、「自分の女性器を見て」(25.7%)という人が最も多く、他には「夫や恋人に指摘された」「出産」「アダルトビデオを見て」などがあった。
また、「自分の女性器を見たことがありますか?」と問うと、「ある」が63.0%、「ない」が37%だった。41才の女性が明かした。
「女性器を見ること自体、セックスを連想するから、ふしだらなことに思えてしまうんです。昔の恋人にも夫にも女性器について何か言われたことはありませんから、一度も鏡に映したことはないです。友人とも女性器の話なんてしたこともありません」
※女性セブン2012年10月4日号