江戸時代から続く創業200年を超える都内の老舗蕎麦店。昨年11月から急性リンパ性白血病の治療のため、闘病生活を続けている大塚範一さん(63才)が、9月上旬、この名店を久しぶりに訪れた。
「帽子をかぶってましたけど、確かに大塚さんでしたよ。抗がん剤の影響なんでしょうか、髪の毛はなくなっているみたいだったし、眉毛もなかったですね。体もゲッソリ痩せていました。ちょっと苦しそうな声でしたけど、店員さんに“一時退院できたんですよ。食事はまだちょっとつらいんだけど、お蕎麦なら何とか喉を通るかなと思って来たんです”と話していました」(居合わせた客)
入院から約10か月が過ぎた8月下旬に一時退院が許可されるほど病気は回復していたようだ。
冒頭の蕎麦店を訪れた数日後、一時退院を祝う会が、『めざましテレビ』(フジテレビ系)のスタッフによって開かれた。会場は大塚さん行きつけの寿司店で、芸能人も多数通う有名店だ。
「大塚さんはスーツとまではいきませんが、ビシッとした恰好でしたよ。それまではお医者さんに白血球の数値が下がるからと生ものは止められていたみたいなんですけど、この夜は、大好物のお刺身をおいしそうに食べて、お酒まで飲んでましたよ」(居合わせた常連客)
現在の大塚さんの病状について、実姉に聞くと、
「詳しいことは聞いてませんが“復帰”はまもなくだと思いますよ」
そう嬉しそうな声で答えてくれた。
※女性セブン2012年10月4日号