フジテレビに7年連続で視聴率3冠を独占されていた日本テレビだが、昨年ようやくその座を奪取した。だが、「三冠王」に意気揚々の日テレが人材に恵まれているわけでもない。
一昨年の給与基準改定以降、羽鳥慎一(41)、西尾由佳理アナ(35)、夏目三久アナ(28)と退社ラッシュが続いている。屋台骨を支えている『スッキリ!!』のMCを務める朝の顔・石田エレーヌアナ(30・旧姓は葉山)も、9月24日の同番組内で妊娠5か月を報告し、社内では「離脱するのは時間の問題」といわれている。
そうしたなか、エレーヌアナとともに、日テレを代表する「朝の顔」が、佐藤良子アナ(32)だ。名前ではピンと来ないかもしれないが、午前中の情報番組『PON!』などでその顔を目にしたことのある読者は多いはずだ。
東京外大卒で、英語、スペイン語を操るトリリンガルだが、実はヒタ隠しにしている件があるという。
「佐藤アナは、日テレの11歳歳上の報道局員と社内結婚していたのですが、今年の初めに離婚したようなんです。だけど局の意向もあって、公にしていないらしい。彼女の担当はすべて主婦向けの番組で、主婦目線のコメントをしなければならない。だから“バツイチ独身”となると都合が悪いんです」(営業系社員)
かといってすぐに代わりは見つからない。日テレの台所事情の厳しさがわかる。
※週刊ポスト2012年10月5日号