9月29日で最終回を迎える大人気ドラマ『梅ちゃん先生』(NHK)。平均視聴率20%超えの人気を支えてきたひとりが、梅子の夫で、小さな町工場の爽やかな2代目・ノブ役を好演してきた松坂桃李だ。そんな松坂に、ヒロイン・梅子を演じた堀北真希(23才)の印象をきいた。
「しっかりしていてブレがない、芯の強い女性です。ひとりだけ出演シーンの数も膨大なのに、お芝居のプランをちゃんと組み立てていて、監督にも自分の気持ちやプランを伝えるんです。同じ年なんですが、とても尊敬しています」
俳優としてのキャリアは堀北のほうが10年近く長い。その尊敬の念が強すぎてか、ほとんど会話をしていなかったそう。
「しかし、“夫婦”になる頃には、さすがにそれではまずいなと。でも、ぼくのほうからは上手く話しかけられず、話してくれたのは堀北さんがほとんどです(苦笑)。盛り上がったのは、家族の話でした。堀北さんもぼくも3人きょうだい。堀北さんは3人姉妹の長女で、ぼくは姉と妹がいる真ん中。お互いに“姉はこういう性格だよね”とか“妹はこうだよね”とか」
意外と人見知りな松坂は、呼び名にも戸惑っていたよう。
「“堀北さん”というのもよそよそしいし、“真希ちゃん”というのもなれなれしいし、“堀北”って呼び捨てもまずいなと…。だから呼びかけるときは“ねえねえ”(笑い)。結婚や育児を経て夫婦として絆を深めた後、最終回の収録でやっと“真希ちゃん”と呼べました」
※女性セブン2012年10月11日号