ライフ

「人は何も食べなくても40日間生きられる」と南雲吉則医師

 50才を超えても30代に見える医師として大人気の南雲吉則(なぐも・よしのり)先生(57才)が、最近話題の「糖質を控えた食生活」について解説。重要なのは、蓄えとして今ある“脂肪”を使うことだという。

 * * *
 糖質を控えていると、栄養が摂れているか不安になる人もいるかもしれないけど、人は何も食べなくても、約40日間は生きられるといわれているんだよ。

 たとえばぼくの場合であれば、体重60kgで体脂肪率が約18%だから、約10kg分の脂肪を蓄えていることになる。脂肪をエネルギーに換算すると、1gで9kcal。10kgは1万gだから、9万kcal分のエネルギーをためていることになるでしょう。日本人が1日に必要なエネルギー量は2000kcalだから、45日分の“エネルギー貯蓄”があるという計算になる。つまり、45日間は何も食べなくても大丈夫ということになるんだ。

 やたらと甘いものや炭水化物を食べてしまうのは、いわば自分の財布の中にたくさんお金が入っているのに、それを使わないで人から借りようとするようなもの。自分の埋蔵金ならぬ“埋蔵脂肪”を有効活用する方法を覚えてね。

※女性セブン2012年10月11日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷(時事通信フォト)のシーズンを支え続けた真美子夫人(AFLO)
《真美子さんのサポートも》大谷翔平の新通訳候補に急浮上した“新たな日本人女性”の存在「子育て経験」「犬」「バスケ」の共通点
NEWSポストセブン
被告人質問を受けた須藤被告
《タワマンに引越し、ハーレーダビッドソンを購入》須藤早貴被告が“7000万円の役員報酬”で送った浪費生活【紀州のドン・ファン公判】
NEWSポストセブン
コラムニストで放送作家の山田美保子さんが、“高畑充希物語”を振り返ります!
《祝結婚》高畑充希、これまでの軌跡 「クソ度胸の持ち主」と評価されたデビュー当時、「ブス会」結成、朝ドラでブレーク…文句ナシの主演女優になるまでの約20年
女性セブン
左から六代目山口組・司忍組長、六代目山口組・高山清司若頭/時事通信フォト、共同通信社)
「おい小僧、お前、嫁と子供は大事にしているのか」山口組“七代目”候補・高山清司若頭の知られざる素顔
NEWSポストセブン
座長の存在感を示している神木隆之介
日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』で“時代設定としてはあり得ないもの”が映り込むハプニング発生 問題のグッズは座長・神木隆之介の差し入れだった
女性セブン
加賀美セイラ(インスタグラムより)
《ゼクシィ初代CMガール》加賀美セイラ「めちゃくちゃ働いてます」海外挑戦8年の“現在”…奔放な「丸出し」SNSを更新
NEWSポストセブン
年の瀬に向けて多忙な日々を過ごされている雅子さま(2024年11月、大分県。撮影/JMPA)
《来年はもっと海外へ》雅子さま、ご活躍の舞台が急拡大の見通し 来年度の国際親善の経費が大幅に増額、訪問先の有力候補はアメリカとブラジル
女性セブン
カニエ(左)とビアンカ・センソリ(右)(Getty Images)
《過激ファッションで物議》カニエ・ウェストと18歳年下妻、「丸出しで愛を誓う」仰天セレモニーを計画 海外メディアが報道
NEWSポストセブン
三笠宮妃百合子さまの「斂葬の儀」に参列された愛子さま(東京・文京区。撮影/JMPA)
愛子さま、佳子さま、悠仁さま 三笠宮妃百合子さまの「斂葬の儀」で最後のお別れ 悠仁さまは高校を休んで参列
女性セブン
「動物環境・福祉協会Eva」の代表理事で俳優の杉本彩(HPより)
「熱中症で殺したり、溺死させたり…」悪質ブリーダーのヤバすぎる実態「チワプー」などの異種配合は「命への冒涜」【杉本彩さんインタビュー前編】
NEWSポストセブン
大塚寧々と田辺誠一
《スマホの暗証番号も一緒》大塚寧々と田辺誠一「スピード再婚」から22年「いい夫婦」の愛だけがあふれた日常
NEWSポストセブン
主張が食い違う折田楓社長と斎藤元彦知事(時事通信フォト)
《沈黙続ける折田楓社長》「朝、PR会社の方から直接連絡がありました」兵庫県HPから“同社記事が削除された理由”
NEWSポストセブン