(「元なでしこ・大竹七未 「不倫罵倒」で鬼電100本【その2/3】」の続き)
弦巻のことを「メンタルが弱い!」と笑うのはたやすい。しかし、女子サッカー界で抜群の知名度を誇り、しかも、13歳差の姉さん女房である大竹に、J2の一選手に過ぎない(失礼!)弦巻が強く出られないのもよくわかる。家庭内でも大竹のかけるプレスに防戦一方なのだろう。
そして、大騒動から2週間――。9月26日、大竹は〈旦那さんと♪〉というタイトルでブログを更新し、弦巻とお気に入りのフランス料理店を訪れた写真をアップした。そこには仲睦まじい2ショット。雨降って地固まる……と思いきや、この話には続きがあった。
「そのブログが更新された翌日、弦巻さんからメールが来て、“離婚しそう”とだけ書かれていました。“まだ私のことで?”と聞いたら違うと。余計なお世話でしょうが、あの2人は上手くいくのでしょうか?」
一連の騒動について大竹を電話で直撃した。話を聞きたいと伝えると、熱い口調で語り始めた。
「私は幼い頃からスポーツ一筋で、一つの目標に向かって生きてきた。今も真っ直ぐな気持ちでいるから、ウソや後ろめたいことが大嫌いなんです。妻がいる男性に頻繁に電話をすることはどうですか? 人に胸を張っていえること? 世の中には不倫に走る女性もいますが、私はそんな人の気持ちがわからない!
Aさんは健人に恋愛感情はないといいます。じゃあ私の電話に出て、そう説明すれば良かったのに、何度電話しても出ない。出ないから何度も電話したんです。そして翌日の夜にようやく電話をかけてきた。まったく誠意が感じられない。罵倒? 注意しただけです。 私、間違ったこといっていますか?」
記者が質問する間もなく、のべ1時間以上も話し続けた大竹。気づけば記者のケータイも電池切れ……。
ケータイに充電器を差し、弦巻にも電話で直撃。妻とは打って変わり、怯えたような小声で話す夫にどうしても気になった話を聞いた。
――そもそも電話をしただけで、なぜここまでの騒動になったのでしょう?
「僕もよくわからない……あ、いや、違います。回数が多かったんだと思います。僕には奥さんがいますので。他の女性と電話なんていけないこと。え? “離婚しそう”ってメールを送ったか? その日のメールはもう残っていないので……。欠場した理由は、それが今の僕の実力だからです」
2人はシーズンオフの来年1月に挙式をする予定だという。無事にこの“最終予選”を突破できるか。(了)
※週刊ポスト2012年10月19日号