ライフ

逆ギレ男 ネットで見つけた店潰れ「ネットは信用できねえ!」

 すぐに謝れば丸く収まるのに、なぜだか謝れずに逆ギレしてしまう…。そんな困った夫を持つのは千葉県在住の専業主婦0さん(35才)。Oさんが、すぐにキレてしまう夫(41才)の呆れたエピソードを披露する。

 * * *
 さっさと謝っちゃえば何てことなく終わるのに、それができなくて大ごとにしちゃう。この前だって「ハンバーグが最高にうまいレストランに連れていってやる」と言うから行ったわよ。交通費と1時間かけて。なのに店に着くと「閉店」の張り紙がペラリ。すでにつぶれてたの。しかも1か月も前に。

「予約したんじゃないの? どういうこと?」

 思わずムッとすると「そんな言い方することないだろっ」と“高速逆ギレ”した上で「だからネットは信用できねぇんだ。ちくしょう! いい加減な書き込みしやがって」。

 自分のミスは棚にあげて口汚いったらない。「てかさ。まず私に謝ったら」と言うと「なんだとう。この野郎、ふざけんなああ」。

 店の前で派手な夫婦ゲンカになって、通りすがりの人が笑いながら私らを遠まきに見物しだしたのよ。ま、しかし身内相手に騒いでいるうちはいいって。困るのは警察官に対して異常に敵対心を燃やすこと。

「交通の妨げになるので、先の駐輪場に止めてくださいね」

 スーパー前に自転車を止めようとした私らに、声をかけてきた警察官がいたの。

「なんだと。じゃ、ここに止まっている自転車はどうなんだ、あん?」
「ですから、ここは入り口で」
「ですからもクソもあるかっ。だいたいお前らな。自転車なんか取り締まってないで凶悪犯を捕まえろ!」

 あわててバカの腕を引っ張り、警察官には謝り倒してその場から離れたけど、こんなことしょっちゅうよ。

※女性セブン2012年10月25日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
“鉄ヲタ”で知られる藤井
《関西将棋会館が高槻市に移転》藤井聡太七冠、JR高槻駅“きた西口”の新愛称お披露目式典に登場 駅長帽姿でにっこり、にじみ出る“鉄道愛”
女性セブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン