すぐに謝れば丸く収まるのに、なぜだか謝れずに逆ギレしてしまう…。そんな困った夫を持つのは千葉県在住の専業主婦0さん(35才)。Oさんが、すぐにキレてしまう夫(41才)の呆れたエピソードを披露する。
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さっさと謝っちゃえば何てことなく終わるのに、それができなくて大ごとにしちゃう。この前だって「ハンバーグが最高にうまいレストランに連れていってやる」と言うから行ったわよ。交通費と1時間かけて。なのに店に着くと「閉店」の張り紙がペラリ。すでにつぶれてたの。しかも1か月も前に。
「予約したんじゃないの? どういうこと?」
思わずムッとすると「そんな言い方することないだろっ」と“高速逆ギレ”した上で「だからネットは信用できねぇんだ。ちくしょう! いい加減な書き込みしやがって」。
自分のミスは棚にあげて口汚いったらない。「てかさ。まず私に謝ったら」と言うと「なんだとう。この野郎、ふざけんなああ」。
店の前で派手な夫婦ゲンカになって、通りすがりの人が笑いながら私らを遠まきに見物しだしたのよ。ま、しかし身内相手に騒いでいるうちはいいって。困るのは警察官に対して異常に敵対心を燃やすこと。
「交通の妨げになるので、先の駐輪場に止めてくださいね」
スーパー前に自転車を止めようとした私らに、声をかけてきた警察官がいたの。
「なんだと。じゃ、ここに止まっている自転車はどうなんだ、あん?」
「ですから、ここは入り口で」
「ですからもクソもあるかっ。だいたいお前らな。自転車なんか取り締まってないで凶悪犯を捕まえろ!」
あわててバカの腕を引っ張り、警察官には謝り倒してその場から離れたけど、こんなことしょっちゅうよ。
※女性セブン2012年10月25日号