9月にオープンした秋葉原の“添い寝専門店”が話題になっている。その名も「ソイネ屋」で、女の子が客に添い寝をしてくれるというのだが、いったいどんなお店なのか?
「男性客にも女性客にも非常に好評です。添い寝って日常ではあまりしないですからね。やっぱり非現実的なものを味わいたいかたが多いのではないでしょうか。もちろんエッチな行為は厳禁です」と店長の幸田政士さん。
コースは20分3000円からで、最長で10時間5万円! オプションも豊富で、「お客様が女の子に腕枕」3分1000円、「お客様が女の子の頭を“いいこいいこ”する」3分1000円、「見つめ合う」1分1000円なんてものも。ちなみに、いちばん多く選ばれるのは40分コースで、オプションでは腕枕や膝枕が人気だそう。
ただ添い寝するだけなのに、そんなに利用者はいるの?と思いきや、1日に15~20人ほどの客がいて、その大多数はやはり男性だそう。
「男性が9割ですね。年齢も20代のかたから50代のかたまで、さまざまです。中には8時間いて、5万円くらいお支払いいただいたかたもいます。20代の女性のお客様もいます。秋葉原にくる女性って“かわいい女の子が好き”というかたが多いんですよ」(幸田さん)
隣で女の子が添い寝…男性はヘンな気持ちになってしまいそうだが、激しいタッチは禁止。そうした行為が起きないようなに店内にも工夫が。
「7つある部屋は、高さ90cm仕切りの壁があって、その上はレースのカーテンになっているので、隣の部屋が透けて見えますし、声も聞こえるようになっています」(幸田さん)
そもそも、幸田さんが添い寝専門店を始めたのは、“ニューヨークで女性が添い寝するビジネスが話題”とのニュースをネットで見て、「これをやるなら、日本の秋葉原だろう」と思ったことがきっかけ。ところが、後にこれが偽ニュースとわかり、逆にアメリカから取材が来るように。これまでアメリカのABC、CNN、ブラジルのテレビ局、イギリスの新聞・タイムズなどの取材も受けたという。
2009年に秋葉原で耳かき専門店の店員が殺害されるストーカー殺人事件があったが、女性従業員の防犯対策は大丈夫なのだろうか?
「従業員の女の子には、希望者に対しては駅まで送っています。また、女の子には、自分やほかの女の子の本名や住所などの個人情報をお客様に言わないように指導しています。今までに何か問題が起きたことは、1度もありません」(幸田さん)