芸能

AKB活動辞退の光宗薫がテレビ収録現場で見せていたプロ意識

 昨年、13期生としてAKB48に加入し、『スーパー研究生』と呼ばれた光宗薫(19)が、公式ブログでAKBの活動を辞退することを発表した。光宗は、8月の東京ドームコンサートを体調不良で欠席。一時は復帰したが、その後またしてもダウン。ファンからは心配の声が上がっていた。

 ブログには、「自分の思う万全の状態で皆さんの前に立つ事が難しくなり、このままでは周りの方にご迷惑をかけてしまう事は勿論、自分への負担も大きくなってゆくのを感じ、辞退させていただくことを申し入れました」と心境を綴っている。

 テレビ関係者は残念そうにこう語る。

「バラエティ番組の収録でも、貪欲な子でしたよ。プロデューサーから『こうしてくれ』と指示を受けても、『そうすると、あの子とキャラ被っちゃいませんか? 大丈夫ですか?』と真剣に向き合っていた。

 もちろん、食ってかかるような態度ではなく、番組を良くしようという想いと自分のキャラクター設定を考えてのことだったのでしょう。普通の研究生は、いわれたことをこなすのが精一杯。伸びしろがある子だと感じていたのですが……」

 責任感の強さは、今回発表された文面からも読み取れる。

「今の状態は、メンバーやスタッフのみなさんに心配をかけるばかりで、体調が万全ではない故に、結果としてかけてしまっているご迷惑に対して、自己嫌悪に陥ってしまうこともありました」

『スーパー研究生』と銘打たれて売り出されたものの、6月に行なわれた第4回AKB48選抜総選挙では64位以内に入れず、圏外に。それなりのプレッシャーがあったことは、想像に難くない。

「ADなど立場の強くないスタッフにも礼儀正しかったし、人の立場を見て態度を変えるような感じではなかったですね」(ほかのテレビ関係者)

 光宗が最後に綴った「またいつか必ずどこかでお目にかかれますように」という言葉を信じ、復活を待ちたいものだ。

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