剣道や日本酒、ついには「ねぶた祭り」まで、韓国が起源だと言いはる韓国人たち。日本人からすれば悪い冗談にしか見えないが、こういった“ウリジナル”(韓国語の「我々」を表す“ウリ”と“オリジナル”を合わせた造語)活動を甘くみていると、取り返しのつかない事態を招く。
もともとテコンドーは、創始者自身が「日本の空手から創出した」と認めているが、いつのまにか「空手の起源はテコンドー」となり、五輪競技にまで採用された。また「端午の節句」という行事は中国起源で、韓国や日本に伝えられた伝統文化だが、韓国は本家の中国を出し抜いて、2005年にユネスコの「人類の無形文化遺産」の認定を受け、中国を激怒させている。『捏造、剽窃、なりすましで嗤われる韓国』(オークラ出版)の著者のひとり、あきはばらなおき氏はこう語る。
「英語版のウィキペディアでは、韓国人がコムド(=剣道のハングル読み)についても韓国版と同じように、『剣道の起源である』などと嘘を記述するんです。記述を修正しても、24時間体制で組織的に張り付いているようで、すぐにまた書き換えられてしまう。ウィキペディアは記述で揉めると多数決で決める仕組み。相手は人数も多いので、太刀打ちできないのです」
世界中の人々が読む英語版ウィキペディアで、嘘が書き連ねられれば、影響は計り知れない。その記述が真実であるかどうかはどうでもよく、嘘であっても多くの人々がホントであると信じれば、目的は達成できるのである。
※週刊ポスト2012年11月16日号