スマートフォンを中心に無料通話やメッセージのやりとりができるアプリ「LINE(ライン)」の人気が加速している。運営元であるNHN Japanは、11月16日に登録ユーザー数が世界7500万人を突破したと発表。日本国内でも3200万人を超えているという。
もちろん、無料通話は大きな魅力のひとつだが、それ以外にも「LINE」にはユーザーを惹きつける魅力があるという。NHN Japanの社員のひとりはこう語る。
「社内では『結局スタンプがカワイイから流行ってるんでしょ』という意見が圧倒的に多いですね。色々と人気の秘訣が分析されたりしますが、結局そういうシンプルなところから火が着いているのではないでしょうか」
「LINE」のスタンプとは、テキストメッセージに添付可能な小さな画像のこと。ミッキーマウスやキン肉マンなど、キャラクターもののスタンプも登場し、話題を集めている。最近では「LINE」スタンプのキャラクターグッズも登場している。前出・社員が続ける。
「社員にもスタンプキャラは人気ですよ。『LINE』キャラのガチャガチャが登場したときは、社員も列を作ってガチャガチャやっていましたから(笑)」
ガチャガチャだけでなく、大型のゲームセンターでは、スタンプキャラのぬいぐるみがUFOキャッチャーの景品としても登場しており、人気の高さを実感させる。無料通話だけではなく、キャラクターも「LINE」の人気を支えている大貢献者なのである。