男というものは、どうでもいいことで嘘をついては、女にとってはすべてお見通しだったりするわけで。スーパーでパートをするAさん(42才)は、夫のトイレの「飛沫」に悩んでいるようです。というか、呆れています。
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トイレの床におしっこが飛び散って汚いのなんの。で、「誰よ! トイレ汚したの」って家中に聞こえる声で叫んだらすかさず「おい、お前ちゃんとしなきゃダメだろ」って夫(42才)が小1の息子を注意したの。
「ぼくじゃないよ」っていうと「お前な、小学生になったんだからシッカリしなくちゃダメだぞ」って静かに息子に言い聞かせてんの。
やり取りだけ聞いたら誰だって息子が犯人だと思うって。私もそう思ったもの。ところがその1か月後、また飛び散りが発覚。そしたら再び夫は「またお前か」って息子のせいにしようとしたの。
息子もバカじゃないわ。「ちょっと待って」って走り出したと思ったらトイレに置き忘れてあった夫の経済紙を手に「これパパの新聞じゃん! 最後に入ったの、パパでしょ。その前に入ったのがママ。ママが入ったとき、汚れてなかったでしょ」って理路整然と。
ここまで証拠を突きつけられてどうしたと思う? なんと夫は「お前、経済紙まで読むようになったか。経済紙はパパだけが読むとは限らんだろ」だって。いくらなんでも苦しすぎよ。
※女性セブン2012年11月29日・12月6日号