「禊ぎ」に要した時間は、商品価値を急落させてしまった。2009年に覚せい剤取締法違反の罪で懲役1年6か月・執行猶予3年の有罪判決を受けた酒井法子(41)が、女優復帰を宣言した。
11月24日の会見では神妙な面持ちだったが、水面下ではいかに自分を高く売り込むかに必死だったようだ。ある民放キー局の制作スタッフがいう。
「記者会見のちょっと前、酒井さんサイドから“独占インタビューをさせるから200万円でどうだ”というオファーがきていたんです。最初はTBSに話を持ちかけたんですが、断わられてしまったため、他の局に話をもっていったと聞いている」(酒井の事務所は否定)
しかしこの話に飛びつく局は皆無だったという。
「正直、酒井さんは“過去の人”。そこまでのギャラを払う意味はないと、ウチも他局も断わったようです。まァ、もう1回捕まってくれれば、インタビュー映像を何度も使い回せるのでペイできますけど(笑い)」(同前)
※週刊ポスト2012年12月14日号