来年開催の全国ツアーをもって解散することを11月29日、電撃的に発表したFUNKY MONKEY BABYS。メンバーのDJケミカル(30才)が実家であるお寺の住職を継ぐ準備に入ることになったのがその理由だ。
DJケミカルは、八王子市内で最も大きなお寺の一つといわれる古寺の副住職でもあった。
「1304年から続く由緒あるお寺です。その歴史を継ごうとなったら、時宗の総本山にまるまる1年、住み込みで修行に行かなくちゃいけないんです」(ある檀家)
「オネエ住職」の水無昭善、作家では瀬戸内寂聴(90才)や玄侑宗久(56才)など今では住職を兼業する有名人も多いが、DJケミカルは歌手活動より「実家のお寺」を選んだ。その理由はなんだったのか。
彼は本誌が昨年1月にスクープした元歌手の女性と、今年4月に結婚し、お寺のほど近くに一戸建てを新築中で、新たな生活の準備を整えつつあった。
「ケミカルさんは“自分がここに生まれたからには、寺を継ぐのは当たり前だと思っている”と昔から言っていたから、収まるところに収まったという感じですよ。無器用なほど真っ直ぐな性格だから、彼らしい選択ですよね。
メンバーも、いつかケミカルさんが住職になることは、結成した時からの既定路線だったし、彼がいないファンモンはない、ということになったんです」(音楽会社関係者)
※女性セブン2012年12月20日号