現在大人気のフジテレビのアナウンサー、“カトパン”こと加藤綾子アナの年収は、残業代や手当なども含めれば1000万円は軽く超えると見られる。もちろん一般企業のOLと比較すれば考えられないほどの高給だ。しかし誰もが「カトパンならフリーになればもっと稼げる」(芸能プロ関係者)と断言する。
「加藤アナは高島彩(33)をしのぐ逸材といわれている。もしフリーになれば、高島アナと互角以上のCMオファーが来ることは間違いありません。高島アナのCMギャラは、業界では3000万~5000万円といわれている。1本契約するだけで今の年収を大きく上回るし、3本なら年収1億円は固い。
女子アナならではの清純なイメージに加え、加藤アナなら色気もあるので化粧品、家電から下着まで様々なCMがこなせるはず。実際、加藤アナにはフリーへの誘いが引きも切らないと聞いています」
月~金の『めざましテレビ』を担当する加藤アナはこの2年間、毎日深夜1時に起きて3時までに会社入りというとんでもないスケジュールをこなしてきた。加えて『ホンマでっか!?TV』『超潜入!リアルスコープハイパー』などレギュラー番組も多数。
年末年始の特番の際には、プロデューサーからの出演オファーが殺到する。「ツタンカーメン展」「お台場合衆国」などの局主催のイベントにも客寄せパンダとしてかり出される。
加藤アナは激務ぶりにおいても業界ナンバーワンだ。それだけの仕事をこなして得られる収入を、フリーになればCM1本でまかなえてしまうのだから、加藤アナが「割に合わない」と思っていても無理はない。
「早朝の帯番組は、経験者が皆、“1年続けると体調がおかしくなってくる”と話すほどの激務です。9時には布団に入らなければいけないため、ゆっくり飲めるのは金曜日か土曜日くらい。ですが、加藤アナほど特番に起用されれば、そんな時間もない。
他の局アナたちは仕事量も少なくプライベートも充実しているのに、“なんで自分ばっかり”という不満があるようです。周囲には“最近疲れちゃって……”とこぼしている。フリーになってもう少し余裕を持ちたいと思って当然です」(フジテレビ関係者)
※週刊ポスト2012年12月21・28日号