寒さが本格的になるこれからの季節は、美容や健康の悩みが増えるもの。乾燥に悩む女性はどのような対策をとっているのだろうか。トレンドウオッチャーのくどーみやこさんは、冬の美容についてこう語る。
「冬は、家で、セルフでできる“おこもり美容”が人気。例えば、スチームで乾燥をケアしつつ、リラックス効果もあるアイテムなどが好評です。さらに、パーツケア商品が充実しているのも特徴。例えば、脚の乾燥対策でもかかと、すね、ひざ、それぞれに適したアイテムが登場しています」
実際、どのようなアイテムが使われているのだろうか。流行に敏感なアラフォー主婦たちに、今年注目しているアイテムを教えてもらった。
【乾燥が気になる「目元」をスチームでケア】
「クマや小じわをファンデーションでごまかそうとしても、余計に乾燥して目立ってしまう。だから、加湿器はもちろん、目元の保湿ケアは欠かせません。最近のお気に入りは『目もとエステ』(パナソニック)。スチームでじんわり温めながら、ゆっくりとした振動で目元を刺激するのが、エステでマッサージされているようにリラックスできます」(松野千春さん/44歳)
【話題の“重ね履き靴下”で冷え知らずに】
「若いときから冷え症だったので、冬はしっかり重ね着をします。冷やしたくないお腹は、かわいい腹巻きで気分もアップ。特に冷えやすい足元は、話題の“重ね履き靴下”で冷え取りに挑戦。1枚目と2枚目に5本指ソックスを履くのですが、指と指の間が広がって血行がよくなるのを実感します。サッカー観戦が趣味なので、底冷えするサッカー場の寒さも、冷え取り靴下で乗り切っています(笑い)」(清水幸枝さん/52歳)
ちなみに清水さん、3枚目は、指なしの靴下を重ねるそう。「足は汗が出やすい部分。汗で冷えないように1枚目と2枚目は足指までしっかり覆う5本指ソックスを履きます。3枚目以降は、足の指を締め付けないように指なしの靴下を重ねてます」。清水さんも愛用する「無印商品」の「重ねて履く靴下シリーズ」は、1~4枚目用までが揃う。
【「すね」の粉ふき肌やひび割れに適したクリームでケア】
「冬は脚、中でもすねの乾燥がひどい! と悩んできましたが、乳液をこまめに塗るなどケアを続けてきました。それでも、かゆくなったり、粉がふいたりすることもあって、あきらめていたんです。でも、今年の秋頃に、すねに適した『リペアクトクリーム』(池田模範堂)を発見。ベタベタせず、塗ったあとのしっとり感も気に入ってます。『リペアクトクリーム』で、この冬は美スネをめざします」(森山恵美子さん/44歳)