昼ドラ『幸せの時間』(フジテレビ系)は、11月5日の放送開始直後から瞬く間に話題となった。その濡れ場が、近年まれに見る過激さだったからだ。第1話の冒頭から濃厚なカラミが展開され、そのおかげか、初回視聴率は昼の時間帯としては異例の9.6%を記録。その後も5%を超える高視聴率を維持している。しかし最近、同番組の性描写は質・量ともにトーンダウンしてきている。
「“よくやってくれた!”と官能シーンを歓迎してくれる視聴者がいる一方で、フジテレビや制作の東海テレビ、BPO(放送倫理・番組向上機構)に苦情が殺到したんです。上層部から指示があり、結果としてどんどん性描写が少なくなってしまった。ただ、官能シーンはあの番組の命ですから、現場は色んな案を考えて頑張っていますよ」(フジテレビ関係者)
※週刊ポスト2013年1月1・11日号